我々は何処から来て何処へ行くのか？そんなことまで考えてしまいました。
その場の匂いまで完璧に描写した抱きしめたくなるほど素敵な名作。
辰巳琢郎（俳優）
この広い世界で人が人と出逢い優しく愛しい時間を一緒に流せることは奇跡のような事だと、主人公2人の恋の始まり、関わっている人々との日々から感じます。
To Know You Is To Love You. それがすべて。
板谷由夏（女優）
素敵な男サンバと、その愛すべき友達の男と女。
美しい映像と心持よい音楽に包まれたフランス移民の人間模様の切り抜きを観せてもらいました！ご馳走さま。
林家木久扇（落語家）
オマール・シーの親しみある笑顔に心温まり、シャルロット・ゲンズブールの見たことのない演技に驚きました。新たな「最強のふたり」の誕生ですね！
高橋マリ子（モデル・女優）
一つの物語なのに、主人公の彼の目から多くのことが語られる。
自分とは何なのだろうか。
個性豊かな役者。音楽からも気持ちが読めて素晴らしかったです。あっという間の時間でした。
今そばにいる人と本気で笑いたいと思いました。そして、こんな映画出たい・・・
まさに、監督、主役、最強のふたりですね！！
中尾明慶（俳優）
逆境にいる時こそ男の真価が試される……。
国外退去を命じられながらも笑顔とユーモアと運動神経で乗り越えていくサンバ。
こんな魅力的な移民にはぜひ定住してもらいたいです。
辛酸なめ子（漫画家・コラムニスト）
フランス帰りのカミさんがしみじみ「現実はコレだったよ．．．」
抑制の利いた描写、展開が妙な感情移入を惹起する。不思議なカタルシスを伴う良篇。
やくみつる（漫画家）
人生、ハラハラ、ドキドキの連続
でもあきらめたらお終い。
シャルロット・ゲンズブールの魅力がさらに倍増！！
假屋崎省吾（華道家）
生きる力に溢れてる、なのに存在を否定されている男！豊かな国に生きて、心が壊れてしまっている女。
今の時代のクレバスに踏み込んだ凄い映画だ！なのにこの可笑しさ、優しさ、瑞々しさ！映画として魅せる技に脱帽です！
加藤登紀子（歌手）
マイノリティに立ちはだかる難関。
笑顔でたくましく乗り越えていくサンバに拍手を送りたいです。
そして、人種や社会的地位など関係なく、人々を魅了する音楽の力は素晴らしい。
人種の坩堝・フランス社会のもっと奥で、
必死に、そして前向きに生きていく人々のパワーや
国境を越えて支えあう人と人との繋がりと温かさ…。
アップテンポだけど楽しいだけじゃなく、
自分自身を見つめ直すことを教えてくれる、
若い人たちに是非見て、感じ取っていただきたい映画です。
佐伯チズ（美・生活アドバイザー）
＜順不同・敬称略＞
フランス独特の社会性をよーも一つの映画にしたもんや！
けど人が生きてくのに喧嘩も笑いも涙も誰かとの関係でできていくんや。
人種、性別、年齢を越え一人一人や。このキャスティングてまるで世界やなぁ。